裁断から仕上げまで一貫生産体制の縫製工場
0858-85-2711
受付時間 9:00〜17:00

業務内容

学生用カッターシャツを中心に取り扱う
裁断から仕上げまでの一貫生産体制です。
CADやCAMなどの工場内の機械化も進み
効率や精度を高めています。

STEP1CAD・裁断

裁断工程は、CAD・CAM導入により機械化されています。
CADはパソコンを使って縫製パターンをデザインするツールです。
CAMはCADで作成したパターンを基にして生地を自動的に裁断する機械です。
ただし、シャツの中に入れる「芯地」と呼ばれる細かい作業が必要な部分などは、一部手作業による裁断もあります。

STEP2パーツ制作

前身頃・アイロン

アイロンを使って、シャツの前部分(前立てと呼ぶ)に「芯」という特殊な布を接着する工程です。

その他にも、自動機を使って、ポケット付け、ボタン穴、ボタン付け、下前のラッパ巻きを加工する工程もあります。

「ラッパ巻き」というのは、布の端を三角形のラッパのように折りたたみながら縫い込み、端の始末をする方法の一つです。これにより、ほつれ防止や、見た目が綺麗になるなどの効果が得られます。

自動機によるポケット付け

生地をセットすると自動的にポケット部分が縫い付けられます。

完成したポケット

背中

肩から背中にかけての見返し部分(ヨーク)と後見頃を縫い合わせる作業です。
自動機により企業ごとのネームも手早くつけることが可能です。

自動機によるネーム付け

袖のパーツ作りです。
長袖の際の袖の開き部分(手口)には自動機を採用しています。

カフス(袖口)

カフスは衣服の袖口を指します。
アイロンでの成型作業もあります。

えり

襟羽根、襟台を一体にし襟パーツを作ります。

STEP3パーツ縫い合わせ

STEP2にて制作したパーツたちを縫い合わせます。

使用するミシンは工業用なので慣れるまで時間がある程度必要なので焦らずに。

袖を身頃(前身頃と背中)につける際はインターロックミシンを使用します。

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インターロックミシン

複数の糸を使用して縫い目を作ることで、布端をきれいに仕上げると共に伸縮性や耐久性を持たせることができます。

STEP4検査

縫い上がった商品の寸法や形に誤差がないかを確認します。
また、縫製が指定通りに行われているか、糸の張り具合やボタンの取り付けなど、細部の仕上がりに問題がないかもチェックします。

STEP5仕上げ

仕上げでは、一着ずつ手作業でアイロンをかけます。袖や襟などの細かい部分は特に丁寧に扱い、きれいに仕上げるために圧力の加減や動かし方にも気を配ります。
アイロンできれいになった商品を丁寧にたたみ、梱包・検針(折れ針などの危険物チェック)し、お客様へお届けします。

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